塩津温泉 芳泉荘

東海自然歩道(鞍掛山〜岩小谷山)の登山口にある山あいの秘湯です。天然温泉と山の幸でどうぞお寛ぎください。
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塩津温泉とは

 

寒狭川の支流である野々瀬川(塩津川)の山間集落にある塩津温泉_DSC0764.jpg

<塩津温泉の言い伝え>
 昔むかし、塩津村には塩がなく、村人たちは困っていました。ところがある日、久兵衛という村人が自宅でうとうとしていると薬師寺様が枕元に現れ、「私の足元を掘れば温泉が出る」と告げました。村人が大急ぎで掘って見るとお告げ通り塩が大量に湧いて出ました。大喜びした村人は最初のうちこそ大切に使っていましたが、そのうちに欲を出し、他の村に塩を横流しするようになり、楽をして富を得ることに味をしめ、働くことををやめてしまいました。それを知った薬師寺様は「もう塩は出さぬ。その代わりにお湯を出してやるから、それに入って丈夫になり、元気に働け」と再度お告げをくださいました。すると塩はひき、泉水が湧き出たことで村人たちはその湯を沸かし、大勢の旅人の癒しの場として開湯としたとされています。

その後、しばらくたって温泉宿が立ち並ぶようになり、現在は2件の宿があります。
当館は塩津温泉宿創業家の夫婦が引き継ぎ切り盛りしております。

 

2024.11.21 Thursday